再生医療の治療を受けることが出来る医療機関について

皆さんこんにちは。培養士の梅田です。

 皆さんは全国の医療機関で提供されている再生医療の治療件数についてどれくらいご存じでしょうか。

 医療機関で再生医療の治療の提供を実施する場合には、提供する治療について計画書を作成し、国内外の臨床研究の実績、治験の途中経過などの論文情報等で安全性や妥当性の根拠を示したうえで、厚生労働省から認定された「特定認定再生医療等委員会」または「認定再生医療等委員会」で厳格な審査を受け、そこで適切であると認められた再生医療の治療計画のみを厚生労働省(地方厚生局)へ提出し受理されることによって治療の提供を行うことが出来ます。

 再生医療には第一種再生医療(ES細胞、iPS細胞等ヒトに高リスク)、第二種再生医療(体性幹細胞等ヒトに中リスク)、第三種再生医療(体細胞を加工等ヒトに低リスク)の治療があり、現在(2020年12月18日時点)、厚生労働省のホームページに掲載されている再生医療等提供機関一覧では、第一種再生医療3件、第二種再生医療724件、第三種再生医療3342件の再生医療の治療が行われています1)。

 第二種再生医療と第三種再生医療は治療提供数が年々増えているので、治療を受けたいときに、どの医療機関で受けたらいいのか探すのが大変かと思います。そこで再生医療の提供機関を検索する場合は、再生医療学会が開設した再生医療ポータルの使用をお勧めします。こちらのサイトでは、地域や治療法、病名、部位、その他フリーワードで再生医療の提供を行っている機関を調べることができるので、対象となる疾患の再生医療がどの機関で行われているのかを簡単に確認することができます。また、各提供機関で作成した患者さんへの『説明文書』や『同意文書』を閲覧することができるので、各機関で行われている再生医療の治療の流れ等を確認することができ、患者様の希望に沿った治療を検索することが出来ます。当院で提供している治療の資料も再生医療ポータルから確認することができますが、より詳しい情報が知りたい場合は、お電話またはお問合せフォームからお気軽にお問合せください。

1)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000186471.html

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