再生医療の定期報告

事務局の勇です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今、再生医療室では毎年、行っている再生医療の定期報告に向け、患者さんのデータとりまとめ作業をしているところです。定期報告は申請している提供計画を計画どおりに実施していることを報告するもので、計画から逸脱した治療を行っていないか、患者さんに不具合は生じていないかを認定再生医療等委員会で審議を受けたのち、厚生労働省に報告するものです。

この報告のために患者さんには定期的に各種検査やリハビリの評価を受けていただいています。中には遠方からお越しいただく方もいらっしゃるので、毎回頭が下がる思いですが、患者さんの元気なお顔を拝見できるのが私にとっても楽しみなものです。ただ、今年春の診療報酬改定で、これまで13単位まで実施可能だった維持期リハビリテーションが撤廃となる見込みで、当院で実施するには患者さんの自己負担が増えてしまう可能性が高くなってしまうので、気軽に受診をお願いできなくなってしまいそうで心配しています。

定期報告の前に院内でミーティングを開催しています

 前回のブログでも紹介されていた札幌医科大学の「脊髄損傷の治療に用いる自己骨髄間葉系幹細胞(STR01)」の治療でも7年かけて、モニタリングを実施するということでしたが、札幌医大の結果が当院の再生医療の見直しや更には効果の向上につながっていくものではないかと結果の公表が待たれるものです。

さて、116日に2016年の厚生労働省からがんの統計が発表されました。性別、地域別、部位別のデータが発表されとても興味深いものがありました。北海道では全体の罹患率も5位と高く、部位別では肺がんが多くを占めているとか、北海道では喫煙率が全国一高いと言われていますので、やはり、喫煙率と肺がんには相関関係があるのだと思わざるをえませんでした。

 がんの統計調査により、どのような生活習慣が健康によいのか、がんの予防になるかなど、より詳細に分析されていくものではないかと大いに期待するものです。

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