培養士の体調管理は大変なのです!

スタッフのブログ

こんにちは!!培養士の山田です。季節の変わり目ですが、皆さん風邪など引かず元気に過ごされていますか。

最近外を歩いていると鼻をすする音や、咳込む音などが多く聞こえてくるようになってき

ましたが、私は幸い風邪の被害に遭わずに済んでいます。

 

多分先月に全職員対象で行われた院内感染対策講習で習った通りに、きちんとマスクを装着しているのが功を奏しているように思います。CPC(セル・プロセッシング・センター)の中でも外でもマスク装着(きちんとマスクは取り替えていますよ!!)で仕事をしております。

私たち培養士の仕事として培養業務や検査業務なども大事なお仕事ですが、更に大事なことは「しっかりと体調管理を行う」と言うことです。そういうと皆様は「仕事をしてる人なら誰でも体調管理するなんて当たり前でしょ!!」と思われるかもしれません。

私たちは毎日職場に来てすぐに「健康状態チェック表」というものにその日の体調の度合(A・B・Cで評価します)と体温を記入します。もしそのチェック項目で引っかかるとその日はCPCに入ることは出来ません。私たち培養士が汚染源となって患者様の細胞たちを危険にさらす訳にはいかないからです。

今年1月、私と一緒に暮らしていた祖母が「インフルエンザ」にかかりました。幸い私(当院の規定によりインフルエンザの予防接種済みでした)や他の家族はインフルエンザを発症することはありませんでしたが、祖母の熱が下がってからも1週間ほど私がCPCに入ることは出来ませんでした。

この場合は、私自身がインフルエンザを発症していなくてもウイルスを保有している可能性があったため、規則に従い同居人が感染性のある菌やウイルスに感染した場合は一定期間CPCに入室できなくなるということに当てはまったためでした。

上記のことがあってから、以前よりも私の家族は風邪予防などに気を使ってくれていると思います。ですが単に風邪の予防だけでなく、きちんとした睡眠をとる、栄養のある食事を摂るということを心がけてから私の体調は劇的によくなりました。以前、一人暮らしの時はアレルギー性鼻炎に悩まされていましたが、今ではほとんどそのような症状が出なくなりました。

これからも「体調管理も一つの仕事」と思って毎日健康になれるように気を付けねばと思います。(私には基本的に運動が足りません…今年も食欲の秋でした)

仕事を通じて患者様のQOLの向上と自身のQOLの向上も同時に出来るように日々努めていきたいと思います。

皆さんも、風邪や体調不良などに気を付けて毎日を元気に過ごしてくださいね!!

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