移動医科大学セミナーに参加してきました

みなさんはじめまして、ブログ初登場!培養士の山田です。当院の再生医療の記事が新聞などに載っている際の写真のモデルは大体私です。他の人からは写真撮影を拒否されてしまうので…仕方なくです(笑)よろしくお願いいたします。

☜(これ)

7月の釧路は珍しく暖かい日が続くなぁと思っていたら、今はすっかり例年通りの気候に戻ってしまい20℃程度の涼しいを通りこして少し寒いくらいの日が続いています。
そんな中先日、中標津で行われた「大地みらい 移動医科大学」というセミナーに参加してきました。

講師は札幌医科大学で骨髄由来間葉系(かんようけい)幹細胞を使った再生医療を実施されている本望修教授で、演題は「脳梗塞や脊髄損傷は再生医療でなおりますか?」でした。

セミナーでは、現在札幌医科大学で進められている治験(健康保険の適用を目的とした、臨床試験のこと)の成績の一部を主にビデオをつかって紹介されており、脳梗塞や脊髄損傷の後遺症が幹細胞の投与によって改善していく様子にとても強い感銘を受けました。

治験というのは事前の動物試験などの結果から効果が期待されると考えられる状態(重症度とか受傷してからの日数など)の患者さんを対象にして行われます。ですので様々な患者さんを対象とする実際の臨床現場と比べればよい結果が得られやすいのかもしれませんが、それでも間葉系幹細胞の持っている潜在能力を垣間見た思いでした。当院で使うのは脂肪由来ですので、同じ間葉系幹細胞でもまったく同じではないですが、もっとも効果が現れたときには本望先生のセミナーで見たビデオのような回復があるのかとおもうと、もっと多くの患者さんに当院の幹細胞による再生医療を受けてもらいたいと思いました。

普段、私たち培養士は直接患者さんと関わることはほとんどありません。患者さんから提供して頂いた脂肪組織から幹細胞を取り出し、培養して、きちんと検査をして安全性を確認した後、細胞製剤として大事に育てた細胞たちを出荷するというのが主な仕事だからです。

ですので、今回のセミナーや院内の報告会などで、治療を受けた患者さんの改善の様子等を見聞きをする時、初めて私たちは患者さんの状態を目にします。そして改善された姿を見て嬉しくなるのと同時に、〈これからも頑張って細胞たちを育てるぞ!!〉とこちらも力を頂いています。「患者さんのQOLの向上」が私たちの第一の願いだからです。

そして今回セミナーを受けて、再生医療の可能性について再認識し、さらに頑張ろうとやる気がでました!!!釧路の涼しい気候の中、多分私の周りだけ気温が少し上昇しているはずです(笑)

他の地域の方は最近暑い日が続いているようなので熱中症など気を付けて、きちんと対策をとって過ごしてくださいね。

ホームページ上では数名の患者様が協力してくださり、治療の経過等を載せています。
資料請求や何か質問等ある方はメールフォームなども設けておりますのでそちらからお気軽にご連絡くださればと思います。よろしくお願いいたします。

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