脂肪由来幹細胞治療の特徴


現在、再生医療の主流となっているアプローチです

再生医療が意味する範囲は非常に広いですが、現在は生体内に存在する「細胞」を人為的に扱って疾患の治療にもちいる方法が主流となっています。当院の治療は、正確には「脂肪由来の間葉系幹細胞」という、体性幹細胞の中でも、より広い範囲で分化ができる特徴をもつ幹細胞を生体外で培養し、一定の量まで増やしてから患者様のからだに戻す方法です。間葉系幹細胞は、現在様々な疾患に対する治験(保険適用を目指した臨床試験)が大学病院やバイオベンチャーで進められていることからも、細胞医薬品の実用化にもっとも近いとして注目されています。


患者様ご自身の幹細胞なので高い安全性が期待できます

幹細胞には患者様ご自身の細胞である「自家細胞」と他人の細胞である「他家細胞」があります。当院の治療は、自家細胞を使うので拒絶反応などの可能性は低く、他家細胞と比べて安全性が高いといえます。その一方、患者様ご自身の幹細胞であるため個性があり治療効果に影響する可能性があることや、患者様ごとにオーダーメードで幹細胞を培養するためにどうしてもコストが高くなってしまいます。


からだへの負担が少ない治療方法です

当院では皮下脂肪にある幹細胞を治療に使います。幹細胞は培養によって増やすため、最初に必要な脂肪組織はわずか5~10g程度ですので、痩せておられる方や高齢の方でも十分な脂肪を採取することが可能です。皮下脂肪を採取するには簡単な手術を必要としますが、局所麻酔下で30分程度で終了しますので、その日のうちにお帰り頂くことも可能です。


患者様の幹細胞は当院内の細胞培養施設で大切に培養します

当院では院内に厚生労働省に届出た「細胞培養加工施設(施設番号:FC1150019)」が設置されており、培養の専門家である「培養士」が患者様の幹細胞を必要な数まで大切に培養します。培養の工程はコンピューターに記録され、患者様の細胞はバーコード管理によってとりちがえなどを防ぐ方策がとられています。必要な量に達した後は、無菌限度試験、マイコプラズマ否定試験、エンドトキシン試験で投与に問題の無いことを確認してから、投与まで凍結して保管されます。


脳梗塞と脊髄損傷はリハビリテーションとの併用療法です

当院ではこれまでの経験から、脳梗塞と脊髄損傷の後遺症に対しては幹細胞の投与に加えて、投与後の集中的なリハビリテーションが機能改善を促すためには大変重要だと考えています。当院では再生医療の患者様のリハビリテーションを行うチームが結成されており、幹細胞投与後すぐに患者様毎に最適なリハビリテーションをご提供します。

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