臨床検査部の日常3

自粛生活が続きますがお変わりございませんか。

臨床検査部 加藤です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のニュースを見る日々を送っているこの頃です。札幌西孝仁会クリニック臨床検査部としても、感染対策に十分注意して業務を行っています。最近、気になっていることが手洗いです。厚生労働省のHPに ”ノロウイルス食中毒の現状と対策” という資料がありました。その資料に “手洗い時間・回数による効果” という実験結果が掲載されていました。この実験結果からハンドソープで10秒のもみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返すことで手洗いなしと比べて残存ウィルス数は約100万個分の数個になるようです。私もこの資料を見てから時々ですが、この手洗い法を実践しています。手洗いについてこだわっていることがもう一つありまして、洗い残しの多い、指先、親指と指の間を入念にするのは当然ですが、ハンドソープを液タイプ、泡タイプ関係なくよく泡立てることです。これは個人の感想ですが、泡立てることで洗浄力が向上するような気がします。ちなみに、ノロウィルスにはアルコール消毒の効果がなく、コロナウィルスにはアルコール消毒の効果があることが知られています。

手洗いについてのポスターなどの資料も掲載されています。興味のある方は一度、厚生労働省HPを訪問してはいかがでしょう。

早く平穏な日々に戻ることを心から願っています。

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