再生医療の“金の糸”

再生医療室 事務担当の勇です。

スポーツが大の苦手な私ですが、オリンピック、パラリンピックはいつも夢中で観戦しています。3月8日からはじまったパラリンピックも18日に閉幕となりました。今回は村岡選手の5個をはじめ10個のメダルを獲得しましたが、メダルの数以上の感動を私たちに与えてくれました。

パラリンピックに参加する選手たちの障害は様々、受傷(発症)時期もさまざま、パラリンピックに出場するまでにどれだけの努力や葛藤があったことかと考えると頭が下がります。今回は特に8年ぶりに出場された60歳のアイスホッケー選手が若い選手たちにまじって、参加されているのを見て簡単なことであきらめてはいけないなと思わされるものです。

「パラリンピック」という言葉は、元々、脊髄損傷等によって起こる下半身の麻痺者を示すパラプレジア(Paraplegia、)とオリンピック(Olympic)を合わせた造語で、1964年、東京オリンピックの後で開催された障害者スポーツの祭典の際に日本人が名付けたとされています。当院では脊髄損傷の再生医療も実施していますので、パラリンピックはより身近に感じられ、また日々リハビリに励んでいる患者さんたちと選手たちの勇姿がオーバーラップするような目でみていました。

また、スノーボードのパラリンピック初代王者エヴァン・ストロング選手がインタビューで語った「暗闇の中で“一本の金の糸”を見つけたら、しがみついて辿っていけば、必ずその先に見えなかった世界がある。パラリンピックはその象徴でもあると思う」という言葉が残されていますが、当院の再生医療も患者さんにとっての“一本の金の糸”となるよう日々、研鑽を続けていきたいと思います。

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