悲しいニュース、喜ばしいニュース

皆さん、こんにちは。バレンタインに家族の為にチョコを作ったはずなのに、自ら積極的に消化しております、培養士の山田です。

釧路では毎年冬期限定で「冬のSL湿原号」という蒸気機関車が運行しております。湿原の周りを周遊している列車で、それに乗って行き、途中下車して川湯温泉でのんびり過ごされる観光客の方もいるそうです。

そんな冬のSL湿原号。私がお休みに家でゆっくりしていると、この列車が家の裏を出発していきます。機関庫から汽笛を鳴らして、モクモクと白い煙を吐いて。たまに風向きによっては家に全部煙がかぶることもありますが、この写真を撮った日は風向きも良好で綺麗に写真を撮ることが出来ました。このSLの迫力を体験しに是非冬の釧路にもいらっしゃってください。

汽笛を鳴らして力強く出発していきます。

話は変わりますが先日、京都大学iPS細胞研究所(CīRA=Center for iPS Cell Research and Application)に所属する研究者が、研究活動上の不正行為を行っていたことが明らかになりました。研究データの改ざんやねつ造が行われていました。

そして当の本人は期限付き雇用ということで実績を上げなければという焦りから、論文の見栄えを良くしたかったからという理由で今回の不正を行ったようでした。

今回の不正行為について開かれた会見で、iPS細胞研究の進展に寄せられる期待を意識してか「多くの声援を頂いている国民、患者におわびします」とする一方、「(今回の論文が)他の研究とは全く無関係であることを理解してほしい」とも強調していました。iPS細胞研究所(CīRA)で行われている研究が色々な方々からの寄付で賄われている部分が大きいからです。それに伴い、山中伸弥所長の進退や給与の全額給付などが連日ニュース報道されていました。

良い意味でも、悪い意味でも、「再生医療」は世間での注目を集めることが多いです。それだけ世間からの期待値の高さがうかがえます。

私自身も培養士として当院の再生医療に関わらせてもらっている一人ですが、患者様のQOLの向上を願い必死に細胞たちを増やしています。

ですが、あくまで〔治療〕としての再生医療にしか関わっていないので、〔研究〕としての再生医療がもっと発展してくれることを願っている一人でもあります。

連日医療に関しての新しい話題があったらニュース等を積極的に読んだり、時間がある時は論文の検索をかけたりなどを行ったりもしています。

なので、今回のニュースはとても残念でしたが、研究不正防止に向けた取り組みをより一層強化し、皆様からの信頼を取り戻せるよう努力いたしますとの声明も出ていたので、これから更により良い医療が患者様に一日も早く提供出来るよう研究を頑張ってほしいです。

このような悲しいニュースが流れましたが、今月再生医療学会からこのような嬉しいニュースが出ていました。

【第1回 再生医療産学連携 テクノオークション 演者募集のお知らせ】というものです。今回の発表で「本オークションは、産学マッチングの枠にとどまらず、事業視点・知財視点でのコメント等もいただき、再生医療イノベーション創出の知的サロンを目指すものです。」とあったので、これが上手くいくとより一層新しい医療技術等が私たちの元に届く日が近くなるということですね。

このブログを読んでくださった皆さんの中でも「再生医療」がもっと身近になるといいなと思っています。現在当院で受けられる「再生医療」がどんなものなのか気になった方は、このホームページ上でも色々情報提供していますので、他のページも読んで頂き参考にしていただけたらと思います。資料請求やメールフォームなどもご用意しておりますので活用して頂けたら幸いです。気軽にご連絡ください。お待ちしております。

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