救急隊が到着するまでの間に行うことができる救急・応急手当をご紹介します。
心臓が規則正しく働き続けるためには、エネルギー源として非常に多くの血液を必要とします。そのため心臓の表面には「冠状動脈」といわれる血管が張り巡らされており、心臓(心筋)に血液を運んでいます。
心臓発作は、この冠状動脈に突然異常が生じることで発症します。主な発症には「狭心症」や「心筋梗塞」、ひどい「不整脈」があります。いずれも、生命に重大な危険が及びます。
心臓発作は、「がん」「脳卒中」とあわせて、日本における三大死亡原因(三大疾病)とされており、毎年18万人もが生命を失っている病気です。この恐ろしい病気の予防には、日頃から節制に努めるなど、生活習慣を見直すことが非常に有効です。