〜医学部生の皆さんへ〜
臨床実習、国試勉強、部活に、日々がんばっている皆さん、いかがおすごしですか?
さっそくですが、臨床研修医の私がこの病院を紹介いたします。
北海道の東部を代表する都市である釧路、その街に私たち社会医療法人孝仁会があります。
当法人は北海道東部地域の医療を支える病院として、救急医療や僻地医療支援を中心に公共性の高い医療を20年以上提供し続けています。その活動が認められ、平成21年3月より「社会医療法人」として認定されました。
釧路孝仁会記念病院(平成19年12月新築移転)は、孝仁会グループの基幹病院として、急性期の入院医療と三大疾病の予防事業を展開しています。例えば、脳動脈瘤の開頭術件数は全国6位です。
決して大きな研修病院ではありませんが、初期研修に必要な診療体制は整っています。内科(消化器、循環器)・外科の病棟があるのはもちろん、麻酔科・放射線科にも常勤医の先生がいます。(脳外科の研修は必修ではありません。)
救急部門については、ドクターヘリ、24時間受付の脳卒中センター、循環器部門に力を注いでいます。毎年雑誌に取り上げられるほど優秀な脳外科の先生がたくさんいますし、循環器は若くて情熱的な先生たちがカテーテル治療を行っています。なお、心臓カテーテル検査の患者数は全道7位です。
初期研修医の受け入れができるようになったのは平成22年から。それまでは脳外科や心臓血管外科の後期研修医の先生たちを受け入れていました。現在は初期研修医が2名います。北海道外出身の研修医もいます。
社会医療法人孝仁会では、グループ法人の社会福祉法人釧路悠和会とともに、急性期医療から特別養護老人ホームまで、医療・福祉に幅広い活動をしています。ここでは、”地域完結型医療”が経験できます。老人ホームだろうとクリニックだろうと何でも見てください。ただ強制ではありません。自分が見たいものだけを見学に行けます。
研修医という肩書きは便利なもので、「研修医○○」と書かれた名札は「なんでも質問できるフリーパス」のようなものです。各部署に見学に行くと歓迎されます。研修医が質問すると、そこの職員は喜んで教えてくれます。質問できるのは研修医のうちですよ。
パンフレットには、「研修医の受け入れ定員に比べ、指導医や入院患者数が多いので豊富な経験を積むことができます。病棟クラーク、医師付けクラークが多数いますので、研修医が雑務をすることもありません。雑務に終われる時間が少ない分、医師としてのレベルアップに励んでもらえると確信しています。」と書かれていますが、これは本当です。そのかわり、いっぱい勉強しなければならないし、たくさんの手技を覚えることになります。
食事は三食無料です。6階にレストランがあります。酒以外なら、何を注文しても良いです。僕は「月曜カレー」と「ヘルシー弁当」が好きです。医局にあるピカピカのデスクにはインターネット完備で、冷蔵庫にある飲み物は種類が豊富です。
研修医がやらせてもらえる、検査、手技、病棟業務、外来など、いろいろ気になることでしょう。充分な指導と監視の下で、やりたいことはだいたいやらせてもらえます。動脈採血はもちろんのこと、CV挿入(鼠径・鎖骨下)、気管挿管、胸腔ドレーン留置、GTF・胃生検などです。もちろん、オーベンがやっている手技を事前に理解しイメージトレーニングをすることは必須です。
この病院は研修医を放置することはなく、ちゃんと教えてくれます。この病院の先生たちは人格者なので、アホな研修医でも見捨てられることはありません。
というわけで、内科・外科など一般的な診療科を志望する方は、初期研修1年目に当院に来てください。マイナー科志望でも大丈夫。歓迎されます。←これは本当!
カルテの書き方、輸液の選び方から、指導好きの先生たちが君たちを「1から」教えます。このプログラムでは1名の初期研修医がいます。(平成23年11月現在)
「ジェネラリストを目指す方も、スペシャリストを目指す方も、是非当院に来てください。見学だけでも大歓迎です。交通費出します。若い君たちを待っています。」と理事長先生から伝言を預かっています。
北海道釧路市は遠いなぁと思った人、大丈夫です。往復の航空券代は病院が出します。道外の大学生だった僕は、見学の際に羽田〜釧路の航空券をもらったことがあります。
最後になりますが、皆さんが卒業して国試を通って、有意義な初期研修を送られることを祈念しております。